car美優な日々

小さな整備工場で働く愉快な仲間達の日常ですよぉ~

2009年02月の記事

リコールボーダーライン

11月の始め頃お客様からの1本の電話が入りました。
「今室蘭に来てるんだけど何かクーラントらしき液体がラジエーターの下辺りから
漏れて走行出来ないので室蘭市内で整備工場を紹介してくれないでしょうか」との事。
早速室蘭でお客様が乗ってる車のディーラーに電話してみるが定休日のようなので
保険会社のロードサービスに工場を探してもらうと親切な整備工場さんを見付けて
頂いたので一先ず安心して紹介先の工場へお客様を誘導。
(室蘭の某整備工場様その節は大変お世話になりましたありがとう御座いました)

応急処置が出来るかどうかを見てもらうも預かりが必要との事。
「クーラント漏れは確かにラジエーターロアホースから確認出来ますが、
原因はクーラントの中に軽油が混入した為にゴムホースがふやけてしまって破損した
ようです」との事でした。ん?クーラントに軽油が混ざるって?どう言う事だろうか?

どちらにしても走れないのでお客様には現地にてレンタカーを手配して差し上げて
車両の方は弊社から搬送車で室蘭まで引き取りに行きました。
(往復6~7時間掛かりました)
その間、近所のディーラーに問い合わせしましたが良い回答が得られないので
その車のメーカーのお客様相談室へ電話で問い合わせた結果、事例が無いので考え
られないとの事とお客様のお車はリコール対策が未実施なので最寄のディーラーで
実施して下さいとの事でした。

リコールの内容はこうでした。

「燃料噴射装置のインジェクターのOリングが取り付け不適切により燃料漏れを起し
燃料がエンジンオイルに混入してエンジンオイル量が著しく増える」と言う物でした。
ならば今回の事例もインジェクターからの燃料漏れでクーラントに混入したのだろうと
思ったので翌日ディーラーへ搬入し、今までの経過とリコール修理の依頼をして来ました。

所が翌々日こんな予想もしていない回答が帰ってきました。

「今回の不具合はインジェクターからの燃料漏れが原因で燃料が冷却ラインに混入した
ようですのでリコールの対象外となります。」とこんな具合でした。その後は作業内容と
金額の説明でした。
一先ず金額が金額なだけに一旦保留という事で電話を終えましたが、どうも納得できず
またメーカーのお客様相談センターへ電話をし、事の経緯を説明。するとなんと近所の
ディーラーと同じ回答。しかしながら同じ部品の不良で一方はオイルに混入する場合は
リコールでもう一方の冷却ラインに混入する場合はリコール対象にならないのは
おかしいのでは無いですか?
どちらも交換する部品は同じで不良と判断された場所も同じなのになぜ不具合内容が
事例に無いだけでリコール対象外なのかと問いただすと、「それもそうですねぇ・・・」と
曖昧な返答。メーカーの対応がこんなんで良いのかって思ったりこちらが納得したら
そのまま有料の修理で多額の代金を支払っていたのかもと思うと腹立たしい限りでした。

その後メーカーから車の入庫先のディーラーに連絡が入ったらしくディーラーから電話が
有りました。結果はリコール対象になりますとの事。
それともう一つ修理の内容ですが初の事例
な為エンジンをそのままメーカーに送りたいとの申し出でした。エンジンが新品になるの
なら1週間や10日くらいで終わるのならお客様も納得するでしょうと了解し、無事修理と
リコールに関する事は解決しました。

と、思ったのもつかの間。

また問題が発生!

こんどは実費請求の部分が有るとの事でディーラーから電話が入りました。それも、
お客様に納車してから約2週間後11月末ごろに、修理をしたディーラーから電話が…
「ラジエーターの修理代だけはリコールには成らないので実費になります」と
言われました。えっ、何で今頃??
もうもう何と言う事でしょう、ならば修理の段階でこの部分だけは有料になりますが
どういたしましょうか?とか前もって見積もりや連絡が有って当たり前では無いですか
こんな小さな整備工場の私たちだってきちんとお客様にはご報告して了解を得てから
作業するなりしますよ。決して勝手に作業してからこれだけ掛かりましたなんて
有り得ませんし、そもそもラジエーターが駄目になったのも今回のリコールが原因じゃ
ないですかぁ~~~と反論!!
結果、そんな請求には応じられませんと返答致しましたところ再度検討致しますとの事で
した。その後2ヶ月以上経ちましたが検討した結果の回答も何も有りません。

メーカーってこんなもんなんでしょうかね???全く!!あきれてしまいます。。
今回の一件でやはり納得出来ない物は出来ないとはっきりさせるべきと
改めて思わされました。

皆様も納得出来ない事が有りましたら是非納得出来ないままにせず
聞いて見て下さい。きっと無駄にはならない筈ですから。




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