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car美優な日々

小さな整備工場で働く愉快な仲間達の日常ですよぉ~

2014年06月の記事

熱い!?臭い!?

皆さんお久しぶりです、今回はブレーキまわりをお題にしたいと思います。
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何の変哲もないリヤのブレーキ廻りですが、お客様が走行後降りたら異臭がして、右後だけ異常に熱くなるとのことでご入庫です。

走行時はブレーキがひきずってるような違和感もないんですが、やはり、右後ろだけ異常に熱をもっています。
caution走行後のブレーキはヤケドするくらい熱いです!むやみに触れてはいけませんcaution

今回の車は軽症で、酷くなりますと、左足でブレーキを踏みながら運転しているくらい走行時重たくなったりもします。
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試しに分解してピストンを戻してみます、かなり重いですが、少しだけ戻ります。
次に少し押し出してピストンブーツをめくってみました、だいぶ錆が付着しています。
酷くなると完全に動かなくなり、常にブレーキが効いた状態になります。磨耗しすぎたブレーキパッドを交換しようとしたらピストンが戻らないこともしばしばあります。

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これ以上は出せないと言うところでエンジンをかけてピストンを無理やり押し出してみました。
キャリパー側、ピストンブーツがはまっていた部分は全周錆だらけですΣ(゜д゜)
いよいよてこでも動かない状態までいくとブレーキオイルに水分が混ざり、キャリパーの内側まで錆が進行することがあります。
当社で車検の際にブレーキオイルをお勧めしているのはこのためです。

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画像上側がもともと着いていたブレーキパッド、下側が本州から取り寄せた中古部品に付属していたブレーキパッドです。
上側のパッドの外周をご覧ください、白い部分は熱で焼けています。
重症で放っておくとブレーキが効かなくなったり(フェード現象)ブレーキ液が沸騰してブレーキが底つきしたり(ベーパーロック現象)ととても危険なトラブルになりかねません、ブレーキが引きずってきたらお早めに修理しましょう。

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キャリパーを交換しまして、組みつけに入っていきます。
次の画像はキャリパーを留めているスライドピンと言われる部分を点検しているところです。
国産の軽自動車はここがさび付いて固着することが多いです。

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次に、パッドがつく台座部分をグリースアップしていきます、ごくごく稀にここの動きが悪くて引きずっている車もあります。
当社ではブレーキパッド交換の際は必ず給油しておりますのでご安心下さい。

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最後に、キャリパーを取り付けてブレーキホース、キャリパーに混入したエアを排出して作業完了です!

発進、加速が重い、何かが焦げた臭いがするなどと言ったことがありましたらお早めに当社に点検へいらしてくださいm(_ _)m
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